腕時計の文字盤装飾や文字盤デザインをまとめてみました。
超高級時計メーカーが考案した装飾方法・技術が多く、高級感あふれるめちゃくちゃ美しいデザインばかり。ぜひ腕時計選びの参考にしてください。
ギョシェ（ギョーシェ）
＜上品で美しい幾何学的な模様＞
「ギョーシェ彫り」は18世紀に天才時計師”アブラアン・ルイ・ブレゲ”が考案した装飾・技法。模様は「ドット」「波状」「放射線」など多彩。
見た目が上品で美しいだけではなく、凹凸の模様が光の反射を抑えて文字盤が見えやすくなる副次的な効果があります。
刷り込み方法としては機械加工、熟練職人が手作業、の2通りがあります。
ギョシェ（ギョーシェ）おすすめ腕時計
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コート・ド・ジュネーブ
＜スイス・ジュネーブの伝統的技法＞
「コート・ド・ジュネーブ」は腕時計の本場スイス・ジュネーブに古くから伝わる伝統的な技法です。画像の通り一見ストライプっぽい模様ですが、波模様のように均一の間隔で彫り込んでいるのが特徴。
もともとは機械式腕時計のムーブメントの部品部分”地板”や”ローター”などに施されることが多い手法でした。『グランドセイコー』ムーブメント⇩
近年になって文字盤にも取り入れるブランドが増えてきました。
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梨地（サンドブラスト加工）
＜マットな質感を凹凸模様で表現＞
「梨地（サンドブラスト加工）」とは、ガラスや金属をつぶ状に細かく砕き文字盤の表面に当ててザラザラとしたとても繊細な凹凸模様に仕上げる装飾。
2016年ごろから文字盤に用いられるようになり、まだまだ選択肢が少ないのが難点です。
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エナメル（琺瑯）
＜艶やかな質感・豊かな色彩を生み出す＞
日本語で言うと「琺瑯（ほうろう）」。
文字盤にガラス質の釉薬（ゆうやく）を塗り高温で焼成することでガラスが美しい質感と豊かな色彩を生み出します。エナメルは永遠に変わらぬ透明感のある美しい塗料とも言われてます。
エナメル（琺瑯）おすすめ腕時計
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スケルトンダイヤル
＜ムーブメントを楽しむ＞
腕時計のダイヤル部分に穴開け処理を施すことでスケルトンにしてムーブメントを楽しむことができる機械式腕時計ならでは文字盤装飾。
スケルトンダイヤルおすすめ腕時計
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オープンハート（ハートビート）
＜機械式時計ならではのデザイン＞
文字盤の一部から時計内部のムーブメントがちらっと見える「オープンハート」（ハートビートやセミスケルトンとも呼ばれる）。こちらも機械式時計ならではのデザイン。
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おわりに
腕時計の文字盤装飾をまとめました。
なかなかマニアックな腕時計の豆知識なので披露する機会は少ないと思います。覚えておくと万が一どこかで役に立つ…かも。
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